API:全文検索APIを追加
全文検索が可能な global_search API を追加しました。ワークスペース内のデータリソースに対して全文検索を行うことができます。
API:アクションスクリプトでPromiseを返却
ExecuteAction APIによりアクションを呼び出した場合、アクションスクリプトからPromiseを返却できるようになりました。
この機能により、API呼び出しの実行結果を元にして、エラー処理などを実現できるようになりました。
- 現在、値を返却できる対象となるのは ActionScriptのPreScript です。PostScriptでは、値の返却はされません。
- 結果は、resolve() / reject() により返します。
対象API
サンプルコードも更新されています
(async function(data) {
return new Promise((resolve, reject) => {
const appId = "TestApp";
const datastoreId = "TODO-SAMPLE"
logger.log("Process starting...")
// first call
const url = `api/v0/applications/${appId}/datastores/${datastoreId}/items/search`;
const payload = {
use_display_id: true,
omit_fields_data: true,
conditions: [],
per_page: 1,
page: 1
}
callAPIAsync('POST', url, payload).then(res => {
logger.log("Proc1 Called")
// next call
const url = `api/v0/applications/${appId}/datastores/${datastoreId}/items/search`;
const payload = {
use_display_id: true,
omit_fields_data: true,
conditions: [],
per_page: 1,
page: 1
}
return callAPIAsync('POST', url, payload) // you can return promise
}).then(res => {
logger.log("Proc2 Called")
// call resolve() if you want to proceed
resolve();
}).catch(e => {
logger.error("ERR !!")
// call reject() if you want to stop action execution
reject({
"result": "Stopped",
"error" : "error messages"
}); // result object will be returned to Hexabase's API result
});
});
})
各APIの返却値(PreActionScriptで、reject()をコールした場合)
{
"details": {
"result": {
"error": "error messages",
"result": "Stopped"
},
"status": "REJECTED",
"stop_execution": true
},
"error": ""
}
CLI:コマンドエイリアスの追加
Hexabase CLI に、コマンドエイリアスを追加しました。このコマンドエイリアスは、Hexabase CLIのショートカットとして利用できます。
これらのコマンドは、引数として対象を記述しなくても、インタラクティブに選択できます。
主なコマンドエイリアスは、次の通りです。
ALIASES | COMMAND | Usage |
---|---|---|
hx env | hx contexts:get | コンテキスト一覧を取得 |
hx use | hx contexts:use | コンテキストを選択 |
hx login | hx contexts:login | コンテキストにログイン |
hx ws | hx workspaces:get | ワークスペース一覧を取得 |
hx sel | hx workspaces:use | ワークスペースを選択 |
hx pj | hx projects:get | プロジェクト/アプリケーションを選択 |
hx ds | hx datastores:get | データベースを選択 |
hx fd | hx fields:get | フィールド一覧を取得 |
hx st | hx statuses:get | ステータス一覧を取得 |
hx ac | hx actions:get | アクション一覧を取得 |
このほかのコマンドエイリアスは、"hx help [Command]" またはhexabase-cli - npmで確認ください。
Hexabase CLI をアップデートするには、以下のコマンドを実行してください。
$ npm update -g hexabase-cli
機能拡張:自動採番型のゼロ埋め
自動採番型フィールドに「ゼロ埋めする」オプションを追加しました。これは、指定の桁数に満たない場合、上位の桁を自動的にゼロで埋める機能です。
この機能は、CSVアップデート・CSV追加インポートでも有効となります。新規インポートには対応しておりません。
「ゼロ埋めする」オプションを使用するには、次のように操作します。
- アイテム詳細を表示する
- 「項目を編集・追加する」を呼び出す
- 自動採番型フィールドの画面項目設定を呼び出す
- 画面項目の種類で、「ゼロ埋めする」オプションをオンにする
機能改善:ワークスペースにリダイレクト設定を追加
従来、管理画面にアクセスする権限を持たないユーザーが管理画面にログインすると、ワークスペースの作成画面が表示され、ワークスペースの作成ができてしまっていました。
今回、このようなユーザーのリダイレクト設定を追加しました。
リダイレクト設定は、ワークスペース設定 > リダイレクト設定でおこないます。
機能改善:画面項目に「検索インデックスの有無」オプションを追加しました
画面項目に、「検索インデックスの有無」オプションを追加して、データベースインデックスの作成有り無しを設定できるようにしました。
機能改善:ユーザーアカウント関連
- RemoveUser APIを使用してユーザーを削除した場合、グループからユーザを削除しても、アプリケーションのロールが削除されない現象を解消しました。
- 初期ユーザー登録画面とパスワードリセット画面で、パスワードポリシーを有効にしました。
機能改善:画面項目IDのエラーチェックを強化
画面項目IDの設定時、特定のIDや既存IDを利用できないようエラーチェックを強化しました。 画面項目のIDに以下の値は利用できません。
- _id
- a_id
- access_keys
- created_at
- created_by
- d_id
- i_id
- p_id
- rev_no
- status_id
- title
- unread